モルトリーチェ化粧品について「肌機能との関係」





皮膚の構造は、最上層から、表皮・真皮・皮下組織の3層に分かれていま す。

本来、それぞれの層において、肌を保護し健やかに保つ機能があります。

しかし、老化(加齢)、紫外線、外界からの刺激、その他様々な原因により 肌の機能は衰えます。その結果、肌トラブルや老化現象が発生し進行してい きます。

その結果、肌トラブルや老化現象が発生し進行していきます。

モルトリーチェ化粧品は「肌本来の機能=肌が自ら美しくなろうとする力」 をサポートするためのスキンケア化粧品です。

正しいスキンケアを行うために、皮膚の構造や機能についてご理解いただけ れば幸いです。








表皮の上(皮膚表面)には、皮脂膜が広まっています。

皮脂膜は、皮脂や汗から構成された天然のクリームで、乾燥や外部の刺激か ら肌を守っています。

肌の乾燥やトラブル、肌老化の進行は、皮脂膜の不足が大きな影響を与えま す。



皮脂膜について


皮脂膜は、皮脂腺から分泌される皮脂(油分)や表皮脂質と汗腺から分泌さ れる汗(水分)によって構成された天然のクリームです。

グリセライド42%、脂肪酸17%、スクワレン12%、ロウ類25%などにより 構成されています。

皮脂膜は、肌の水分蒸発を抑え、うるおいを保つために重要な働きをしてい ます。

また、外界からの刺激や有害物質から肌を守ってくれます。

洗顔によって皮脂膜が除かれたり、皮脂の分泌が少なくなると、肌の水分は 奪われやすくなり、肌は乾燥します。

また、年齢とともに皮脂の生産力(分泌量)は低下していきます。

肌老化の原因も、この皮脂量の減少が影響しています。



皮脂膜とモルトリーチェ化粧品


モルトリーチェでは「皮脂の不足を補うとともに肌に対して馴染みのよい化 粧品を」という考えのもと、皮脂の構成成分に限りなく近い化粧品を目指し ました。

モルトリーチェの化粧品ベースは
「オリーブの実から得たスクワラン」
「ホホバの実から得たホホバ油」
「大豆やヤシの実由来の脂肪酸」
「パームヤシから得たパーム油」など、
皮脂成分に類似の成分を植物油脂に求め構成されています。


 化粧品ベースについて、下のリンクページもご覧ください。
肌を守ってくれる天然のクリーム「皮脂膜」も、洗顔しないで肌に長時間放 置すると、そのうち酸化・変質し、肌トラブルの原因ともなります。

モルトリーチェでは皮脂に限りない化粧品を目指しながらも、精製に精製を 重ね、酸化・変質の原因となる成分を十分に取り除いています。

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特集記事:肌乾燥を防ぐ保湿対策「皮脂膜」







表皮の最上層である角質層は、厚さ0.02mmほどで、その中に薄い角質細胞 が10数枚から20枚ほど重なりあって形成されています。

「肌がなめらか」「肌がキメ細かい」「肌が荒れている」など、肌の状態を 言う時は、角質層の状態を指している場合がほとんどです。

また、正常な角質層では異物の侵入を防ぐなどバリア機能が保たれており、 肌健康を維持するうえでたいへん重要な層です。



角質層について


皮膚最上層の角質層というのは、ターンオーバーによって表皮下部層(基底 層)から押し上げられてきた細胞の層です。

肌表面の潤いや透明感に大きな影響を与えたり、有害物質の皮膚内部への侵 入を防ぐなどバリア機能を有しています。

皮膚表面には皮脂膜が存在し、角質層にはNMFといわれる天然保湿成分や 細胞間脂質が存在します。

これらの成分によって皮膚の保湿機能が保たれ、乾燥や肌荒れから守ってく れます。



NMF(天然保湿因子)は、アミノ酸を中心にPCA・乳酸塩・ミネラル・糖類 などから構成され、角質層で水分を含んで保持する重要な機能を有していま す。

細胞間脂質はセラミドで代表される脂質で、角質層の細胞と細胞の間に存在 します。

セラミドの層と水分の層が交互に規則正しく並ぶ事によって、皮膚内部の水 分が外部に蒸散することを防ぎ、皮膚の保湿機能が保たれています。

また、角質細胞の間を接着して、なめらかな肌を保つ働きもあります。



しかし、過剰な洗顔、加齢(老化)、紫外線、その他外部環境の変化などに よって、角質層の層構造が乱れたり、NMF(天然保湿因子)や細胞間脂質 (セラミド)が失われたりすることがあります。

その結果、肌の保湿機能やバリア機能は低下し、肌は水分を失い、かさかさ したり、肌荒れが生じたりします。

また、バリア機能の低下から、肌が外部刺激に敏感になり、皮膚トラブル等 も発生しやすくなってしまいます。

これらは、様々な肌の老化現象の原因にもなってしまいます。



角質層とモルトリーチェ化粧品


NMF成分や細胞間脂質を化粧品等で補うことは、肌の老化を防ぐためには とても大切な事です。

モルトリーチェでは、NMFの構成成分に沿った「10種類のアミノ酸」や 細胞間脂質の類似成分である「4種類の植物性セラミド」を配合することに よって角質層の機能をサポートします。

さらに「シーモイスト(紅藻から抽出)」「マリンコラーゲン」といった肌 への相性の良い海由来高保湿成分を配合し、肌の保湿機能やバリア機能をサ ポートします。

角質層の潤いを守り健全に保つことで、健やかな肌を維持するとともに、つ ややかで滑らかな肌へ導きます。


 各成分名をクリックすると成分説明がご覧になれます。





また、角質層の層構造を健全に保ち、細胞間脂質やNMFなどの潤い成分の 喪失を防ぐためには、正しいクレンジングや洗顔が重要です。

洗浄力の強すぎる洗顔剤の利用や洗顔時の強い摩擦は避ける必要がありま す。

角質層は、わずか0.02ミリほどの薄さに20層ほどの角質細胞が重なり、そ の機能を保っています。

クレンジングや洗顔の方法によっては、角質層を傷つけ、その保湿機能やバ リア機能を低下させてしまう可能性があります。

モルトリーチェのクレンジング剤や洗顔剤は、肌の不要な付着物をきれいに 取り除きながらも、角質層の機能に損傷を与えないよう配慮されています。

角質層の機能を守りながらも、肌の不要な付着物をやさしく取り除きますの で、洗顔後も透明感漂うしっとりした肌を保ちます。

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特集記事:肌乾燥を防ぐ保湿対策「正しい洗顔」










表皮は、皮膚の最も外側にあり、外気や紫外線など様々な外的刺激にさらさ れています。

また、外部との交流窓口でもあり、免疫情報をやりとりして生体を防御し、 皮脂腺や汗腺が開口して皮脂や汗を分泌します。

表皮の厚さは、0.2mm〜0.07mmで、外側から角質層・顆粒層・有棘層・ 基底層といった構造です。

皮膚細胞は表皮の最下層の基底層で生まれ、一定の周期で最上層の角質層へ 押し上げられ、やがてはがれ落ちていきます。これが皮膚のターンオーバー (新陳代謝)です。



表皮層について


皮膚細胞は、常に増殖して新しい細胞をつくり、その分古い細胞が死んで排 除されています。

新しい細胞は、表皮最下層の基底層において、毛細血管で運ばれた栄養分を もとにつくられます。

基底層でつくられた細胞は皮膚表面に押し上げられ、角質層にとどまり肌保 湿に重要な働きをした後、アカやフケとしてはがれていきます。

ターンオーバー(新陳代謝)と言われるこの肌の生まれ変わりは、健康な肌 では28日周期で行われます。



しかし、ターンオーバーの周期が乱れると、角質層の働きにも悪影響を与 え、古い角質がいつまでも残った状態となります。

肌はしっとり感やなめらかさを失い、硬くなったり、くすみが表れたりしま す。

また、肌の潤いに不可欠なNMFの主成分アミノ酸も、ターンオーバーの過 程において、細胞内のタンパク質が分解されつくられます。

ターンオーバーの乱れは、角質層の層構造の乱れ、NMFや細胞間脂質とい った潤い成分の不足につながり、それは角質層の保湿機能・バリア機能の低 下を意味します。



表皮層とモルトリーチェ化粧品


このように、ターンオーバーが適正に行われることによって、肌の保湿機能 も維持され、健やかで美しい肌が保たれています。

ターンオーバーが適正に行われるためには、どのようなスキンケアが必要で しょうか?

肌細胞を元気にしてくれると言われる成分(細胞賦活成分)もいろいろあ り、そういった成分を配合している化粧品もあります。

しかし、そういった成分が表皮の基底層まで浸透し、細胞の活性に直接的は たらきかけることができるかというと、それは現実的でありません。

化粧品に含まれる成分の浸透は角質層までであって、残念ながら表皮の最下 層まで浸透することはできません。



ただ、肌表面あるいは角質層が良好な状態は、ターンオーバーも適正な状態 であり、肌表面あるいは角質層が不健全な状態では、ターンオーバーも乱れ がちです。

肌表面の状態とターンオーバーの機能は、相互に影響しあっているというこ とです。

正常なターンオーバーを維持するためには、肌表面、特に角質層の状態を健 全に保つということが重要です。

モルトリーチェでは、「バイオ酵母エキス」「オリゴフィココライユ」「10 種のアミノ酸」「各種植物エキス」などを配合し、健やかな角質層が維持さ れるよう肌の状態を整えます。

さらに、「5種類のアルファヒドロキシ酸(マルチフルーツ酸)」を配合す ることにより、不要な古い角質の除去を促し、健全な角質層の形成をサポー トします。


 各成分名をクリックすると成分説明がご覧になれます。





また、適切なマッサージは、適正なターンオーバーの維持のために期待でき ます。

マッサージによって、皮膚温を高め、血行をよくすることで、肌細胞への栄 養分の補給をスムーズに行うためです。

ただし、強いマッサージや長時間のマッサージは、肌への刺激となったり、 角質層の層構造を傷つけ、その機能を低下させたりしますので注意が必要で す。

モルトリーチェのマッサージクリームは、肌との相性の良い植物由来原料を ベースに、各種の美容成分を配合していますので、肌機能を守りながらやさ しくマッサージができます。

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特集記事:肌乾燥を防ぐ保湿対策「適正な新陳代謝」







表皮層の下に保護された状態にある真皮層は、外部からのダメージを受けに くく、水分を保持して皮膚の機能を支えています。

真皮層では、線維芽細胞で生成されたコラーゲンやエラスチンといった線維 成分やヒアルロン酸さの保湿成分により、皮膚の弾力性を保持するスポンジ 構造を形成しています。



真皮層について


真皮は皮膚の本体といえる層で、外部からの物理的な刺激や衝撃から体を保 護するとともに、皮膚の弾力性を守ります。

真皮はコラーゲン(膠原線維)やエラスチン(弾力線維)といったタンパク 質でできた線維が網状構造を形成しています。

そして、その間にヒアルロン酸などの高分子系保水成分が存在し、水分をた っぷり含んだスポンジのような構造で、皮膚の弾力性を支えています。

健康な肌は、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などにより、ハリと柔 軟性に富んでいます。

そしてこれらは、真皮内の線維芽細胞によってつくり出されます。

真皮層におけるターンオーバーは、その周期が5〜6年と長く、一旦サイク ルが崩れると、その回復が大変難しいと言えます。

老化や紫外線などのダメージにより、真皮層におけるコラーゲンやエラスチ ンといった線維が変性し弾力を失います。

また、ヒアルロン酸も失われ、水分も減少していきますので、さらに弾性を 失い、真皮組織は緩んだ状態となります。

その結果、皮膚にシワやタルミが現れることになります。



真皮層とモルトリーチェ化粧品


ハリのある若々しい肌を保つために、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン 酸などを補給できればよいのですが・・・

これらの成分は分子量がたいへん大きく、皮膚表面に塗布しても、表皮層を 通り抜けて真皮層まで届くことは考えられません。

真皮層の弾力性を保つためには、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を 生成する「線維芽細胞」の活動が維持されていることが重要です。

真皮層の機能は、加齢や紫外線その他様々な要因により衰えますが、肌表面 の水分不足や角質層の機能低下も真皮層の状態に悪影響を及ぼします。

モルトリーチェでは「バイオ酵母エキス」「オリゴフィココライユ」「各種 アミノ酸」「各種植物エキス」など、肌表面の潤いを維持し健やかに保つた めに有用とされる各種成分を配合しています。

表皮層の状態を健全に保つことが、真皮層での線維芽細胞の活性に良い影響 を与えます。



また、適切なマッサージも真皮層の線維芽細胞の活性に期待できます。

マッサージによって、皮膚温を高め、血行をよくすることで、細胞への栄養 分の補給をスムーズに行うためです。

ただし、強いマッサージや長時間のマッサージは、肌への刺激となったり、 角質層の機能を低下させたりしますので注意が必要です。

モルトリーチェのマッサージクリームは、肌との相性の良い植物由来原料を ベースに、各種の美容成分を配合していますので、肌機能を守りながらやさ しくマッサージができます。


 各成分名をクリックすると成分説明がご覧になれます。


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